まるはちの木の家は、
新築時の強度を100年以上保ち続けることができる、
次の世代に受け継ぎ、永く住める「長寿命住宅」。
その秘密は、こだわり抜いたヒノキにありました。
伐採後、約200年で最大の強度を発揮し、
その後1500年近くも伐採時以上の強度を保ち続けます
日本では、古来より建築物の素材としてヒノキが使われてきました。 ヒノキは木材の中でも優れた耐久性があり、1300年以上前に建てられた法隆寺や伊勢神宮は今でも優美にその美しさを残しています。鉄やコンクリートには、これほどの耐久性はなく、せいぜい100年程度と言われています。
さまざまな時代に使われたヒノキを調べてみると、ヒノキは伐られた後、年々その強さを増していき、伐採後、約200年では約30%近くも強度が増すことが明らかになっており、1500年以上経っても伐採した時と同等の強度を維持しています。また、1000年以上使われ続けたきた木材の表面をカンナで削るだけで、ヒノキの良い香りが漂います。1000年以上経過してもヒノキは生き続けているとても珍しい素材なのです。
鉄などは年月の経過と共に強度が低下しますが、換気や通風に配慮して家を建てれば「100年住宅」はおろか、200年、300年住宅も可能です。
伊勢神宮 |
法隆寺 |
木曽檜同様、厳しい気候と地形で育った
年輪が細かく丈夫な岐阜近隣の木材を使用しています。
「まるはちの家」で使用している岐阜県近隣のヒノキは、一般的なヒノキと比べた場合、圧縮強度、曲げ強度共に優れた傾向が見られます。
岐阜県近隣のヒノキが優秀な理由は、この地方の厳しい気候と険しい地形が影響しているためと考えられます。 過酷な自然環境の中で、他の産地のヒノキよりも、ゆっくりと永い歳月をかけて成長するため、岐阜県近隣のヒノキは「年輪の間隔が類を見ないほど密」になり、優れた強度を発揮するのです。
ブランド材として有名な「木曽檜」は山を隔てた反対側で育ったヒノキのことで、岐阜県近隣のヒノキはほぼ同等の品質でありながら「木曽檜」に比べ安価で入手出来るとても優れた木材なのです。
2種類のヒノキの違い
国産ヒノキ
暖かい地域で育ったヒノキは、年輪の目は少なめなのが特徴です。
岐阜県産ヒノキ
岐阜の涼しい気候の中で育ったため、年輪が多くキュッと引き締まっています。耐久性が高く、製品としても狂いが少ないのが特徴。頑丈な家づくりに向いています。